イスラエルをサポートしている有名人って誰なんでしょうね？
以前は、ユダヤ人は国を失った悲劇の民族だということでサポートしていた国や人もいましたが、ここ最近ではパレスチナ問題もありイスラエルに対するデモも盛んに起こっていますね、
歴史的に迫害を受けてきた民族ですが、今は迫害をしている方でもあるのでアンチが多いですよね。
今回はシオニストとまではいかないにしても、イスラエルをサポートしている有名人を紹介します。
シオニストとは？
まず大前提なのですが、シオニスト＝親イスラエルではないです。ただし、そうみられがちな面もあります。
簡単に言うとシオニストとは、「ユダヤ人は、自分たちの国（イスラエル）に住む権利がある・故郷を再建しよう」と考えている人たちです。
自分たちの国に住むのは間違いじゃないのですが、パレスチナの領土を奪ってそこに建国したから問題なんですけどね・・・
話がそれるので、詳しくは「なぜ欧米でユダヤ人は嫌われる？」も後で読んでみて下さい。
また、後述していますが、「ユダヤ企業のモデルを務める＝イスラエルを支持＝イスラエルはパレスチナの土地を奪って建国した違法の国なのに、そこの企業と手を組む＝シオニスト」みたいな風潮もありますね。
親イスラエル派の有名人
アインシュタインなんかは有名なシオニストでしたが、ここ最近はサポートの手段が多様化したので、一概にシオニストと言える人は少ないかもしれません。
一部の人は、「イスラエル製品を使う＝イスラエルをサポート＝シオニスト」と考えるので、そうなると世界中のみんながシオニストになってしまいます。
線引きが難しいですが、今回は明らかに親イスラエル派の人を紹介します。
ジョン・ボン・ジョヴィ
言わずと知れた世界的有名バンド・Bon Joviのリーダー、ジョン・ボン・ジョヴィは、世界的に「ボイコット イスラエル」の運動が盛んだった2015年に、イスラエルでライブを行いました。
この時テレビの取材でこう答えています。
「ボイコットの事は知っているよ。でも、そんなことに興味はないね。」
「マネージャーに、こう言ったよ。イスラエルに行くよ。イスラエルに行くことを楽しみにしているよ」
マドンナ
2015年、マドンナはイスラエルで行う予定だったショーをキャンセルしたのですが、実はこっそりとイスラエルに行っていたんです。
ショー自体はやらなかったようですが、テルアビブ（イスラエルの首都）でペントハウスを眺めている所をパパラッチされました。
マドンナはよくイスラエルでショーをやっており、2019年にもやっていましたね。
多くの有名人がイスラエルをボイコットしている時に、すごいですね。
ハワードスターン
日本では有名じゃないですが、ハワード・スターンは「ハワード・スターン・ショー」という超人気ラジオのパーソナリティで、コメディアン・脚本家という顔も持っています。
ニューヨーク生まれのユダヤ系アメリカ人なので、イスラエルをサポートしていてもおかしくないですね。
カニエ・ウェスト
アメリカ シカゴ出身のラッパー・カニエウェストは、ボイコットイスラエルが盛んな2015年にイスラエルでライブを行いました。
彼はイスラエルで住居を探していたという報道や、2人の子供に洗礼を受けさせたとも言われています。
スカーレット・ヨハンソン
スカーレット・ヨハンソンは、デンマーク系の父親とユダヤ系移民の母親を持ちます。
ソーダストリームというイスラエルの会社のモデルをしていたのですが、2014年にそのことが原因で炎上しましたね。
炎上の原因は、「イスラエルという違法にパキスタンの土地に建設された会社のモデルをしたなんて、何を考えているんだ」というものです。
ヨハンソン自体、イスラエルサポートを公言しているし、自身がユダヤ系なので当たり前と言ったら当たり前ですけどね。
ビル・マー
アメリカの政治評論家でコメディアンでもある彼は、よく親イスラエル発言をしていますね。
以前も「パレスチナ人はモラルがない。イスラエルがロケットを打つのも、パレスチナ人が悪いからだ」って言ってましたね。
ユダヤ系アメリカ人です。
アダム・サンドラ
アメリカの有名コメディアン・アダムサンドラは、ユダヤ教の宗教行事であるハヌカーの歌を作ってリリースしました。
というのも、このハヌカーはクリスマスとほぼ同じ時期に行われるのですが、ハヌカーの歌が少ないので書いた、と歌詞に書いてあります。
彼もユダヤ系アメリカ人ですね。
サラ・シルバーマン
彼女もユダヤ系アメリカ人で、コメディアンや作家など多くの顔を持ちます。
彼女の家族はイスラエルに住んでおり、妹はラビ（宗教的指導者）をやっているので、かなりの親イスラエル派です。
ツイッターでも、親イスラエルの事をツイートしてます。
アーノルド・シュワルツェネッガー
あのシュワちゃんも、新イスラエルの発言が多々ありますね。
ロサンゼルスのイスラエル大使館主催の「独立の日パーティー」で、「イスラエルは、民主主義と人権の道しるべだ」と発言しましたね。
他にも、「I love Israel」や、「イスラエルは長年の友達だ」とも言っていました。
2017年には、親イスラエルグループに約1000万円の寄付もしたり・・・。
結構精を出していますね。
シルベスター・スタローン
あのシルベスター・スタローンは、2014年にイスラエルをサポートする宣誓書にサインをし、イスラエル国防軍のためにお金集めをしています。
彼も実はユダヤ系アメリカ人です。
ミニー・ドライヴァー
イギリスの女優・ミニー・ドライヴァーは、2009年のトロント映画祭で行われた「イスラエルをボイコット」する書類にサインをしなかったことで、話題になりました。
最後に
アメリカ在住のナタリーポートマンは、有名なユダヤ人の女優ですね。エルサレム生まれです。
イスラエルのジェネシス・プライズという言わばイスラエル版ノーベルショーに選ばれたのですが、受賞を拒否してイスラエルに帰国しなかったですね。
ユダヤ人だからと言って、全員がイスラエルがやっていることに賛成しているわけでは無いので、あしからず。
ん？イスラエルは何をやったかって？
それは、なぜ欧米でユダヤ人は嫌われるのかに詳しく書いているので、こちらも併せて読んでみて下さい。