Big brother is watching you~ビッグブラザーはあなたを見ている

最近私は、SNS離れが加速しまくっています。SNSだけじゃなくインターネット自体あまり使わなくなりましたね。(ほぼブログのみです)

フェイスブックなんかは、2008年ごろには使い始めていたので、かなり多くの写真があったし、古い友人や、旅で出会った多くの人と繋がっていたのですが、フェイスブックに時間を使うのも馬鹿らしいし、良く覚えてない人からのメッセージや、くだらないコメント等を見るのが嫌になったので完全に削除しました。

また、昔はよくニュースサイトを見ていたのですが、おそらくですがこの記事がきっかけで、見るのを辞めました。偽善者たちに幻滅したというか、洗脳されて考える力もない人たちが、白か黒かで物事を判断している感じで、嫌な気分になるくだらない記事が多いからです。

その記事はというと、「バスか何かに乗っていた子供が、ぐずって泣いてたので、母親があやす為にスマホを渡したが、その行為が赤の他人に非難され、炎上した」といったものです。(すみません。詳細は覚えてないですが、このような感じの話でした)

何なんでしょうね?これって?

公共のスペースでスマホを子供に渡して黙らせたら、誰かの迷惑になったんですかね?周りに迷惑だったから、こうしたんじゃないんでしょうか?

それとも万人受けしない解決法だったから、子供もいない、親であることの苦労を知らない、同じ状況に陥ったことがない人が文句を言っているんでしょうか?

まぁ個別の事はさておき、私が危惧しているのは、今後は周りにびくびくしながら生きていかなくちゃいけない監視社会になった、という事です。

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真実も言えない世の中

監視社会になり、言いたいことも言えない世界がやって来る

私が住んでいるヨーロッパでも、人前で移民の事を何か悪く言ったら、あなたは犯罪者かの如く攻め立てられますし、黒人って言ったら差別主義者(アフリカ系と言わないとダメです)、アジア人の目の形を笑いのネタにしたら、謝罪に追い込まれたりと・・・。

でもこれって、自分の容姿(遺伝子)に誇りを持ってないから、差別と受け取るんでしょうか?私の友達は冗談でですが、「アジア人の目はこうだから」みたいなジェスチャーしますけど、私は全然気にしないですけどね。

また、アフリカ系の人に「黒い」と言ったら差別ですけど、日焼けしている白人系に「黒い」って言ったら喜ぶし。白人に「白い」って言っても怒る人はほぼいないし。

私は結構日焼けしていて黒いのですが、知り合いのアフリカ系フランス人は、「お前の黒さは俺と比べるとまだまだだな(笑)」とか言ってきますけどね。

なにはともあれ、本心じゃなくても、他人が喜びそうな事をしたり、言ったりしないとダメな風潮が強いですよね。偽善者的な人が好まれる感じですね。

ここ最近の世界の風潮は、ジョージ・オーウェルの小説「1984」を思い起こされる事ばかりです・・・。

ジョージ・オーウェルの小説「1984年」とは

 

簡単に言うと社会主義の中に生き、常に監視・盗聴され、理不尽でどうしようもない世界を書いたものです。

この本自体は1948年に書かれたものなのですが、今でいう中国やロシアなどの共産主義的な国の体制を如実に描いています。(ちなみにですが、私が出会った多くのロシア人は、ソ連時代が懐かしいって言っています・・・)

今の状況と少し違う点は、「1984年」の世界では、「自分の頭の中ですら一切の自由はない」のですが、私たちが住んでいる世界では「偽りの自由を与えられ、自由だと思い込んでいる」点です。

どっちもどっちですね。

まぁ本当の自由を手に入れたら、かなり大変ですけどね。ルールに縛られた中での「自由」を満喫する方が良いんでしょうけどね。

ちなみに作中に、「テレビにも盗聴器や監視カメラがあって見られているんじゃないか」と疑う場面があるのですが、これは現代の人に気付いてほしいことだと思います。

時代が違うので、最近はテレビやラジオには何もないですが、皆さんが肌身離さずに持っているアレがあなたを監視できますよね・・・。

もう一つの相違点は、監視者が誰かってところです。

ビッグブラザーとは、国民を監視し、管理する政府を揶揄する言葉なのですが、ここ最近のあなたを監視している人って誰でしょう?

フェイスブック?あなたの友達?近所の人?赤の他人?

ビッグブラザー=あなた?

ジョージオーウェルの1984の世界がやって来る

最初にお伝えした「バスで泣く子にスマホを渡して炎上した」件の様に、私たちは監視されていますね。赤の他人に

お互いがお互いを監視しあって、首を絞め合っている状況です。

例えば今後は、バスでお年寄りに席を譲らなかったら、動画を取られてSNSにアップされ、赤の他人に非難されるって事もあり得ますね。

ちなみにあなたの状況なんて他人は知らないから、お構いなしですよ。「足をねんざしてたから席を譲れなかった」、「体調が悪く病院に行ってるところだった」、「単純に気付かなかった」等いろいろな理由はあるでしょうが、関係ないです。

あなたを監視している人は、自分が正義だと思っているので。

ちなみに今では、赤の他人だけじゃなく、友人、コンビニの監視カメラ、アマゾンのAlexa(アレクサ)、ドローン、スマホに入っているアプリ、スマホ自体もあなたを監視・盗聴していますしね。

グーグルなんかはあなたの好みや、行動パターン、趣味嗜好をあなたよりも知っていますが、これを便利なサービスと取るか、気味が悪いととるかは人それぞれでしょうけど。

ニュースでGAFA(Google,Amazon,Facebook,Apple)が盗聴している、なんてよく目にしますが、本当に盗聴していますよね?「サービス向上の為」というのが彼らの言い分で、「限られた人しかアクセスできない」なんて言ってましたが、実際は誰でもアクセス出来たって話ですし。しかも面白い会話は従業員同士で共有していたっていうから、モラルも何もない話ですね。(アマゾンのアレクサの件)

<ジョージオーウェルの1984年は、結構だらだらと不幸な事ばかりが書いてあるので読むのはきついですが、今の世の中を考えさせられる内容なので、是非読んでみて下さい。今は漫画バージョンもあるので!>

1984年が現実になっている中国

監視社会の中国

ジョージオーウェルの1984年と聞いてまず頭に浮かぶのが、中国の監視社会ですよね。

都市部では監視カメラが至る所にあるので、行動はビッグブラザー(中国政府)に丸見えで、行動を監視されているのと同然ですね。

しかも、中国の監視カメラの数は2020年には6億台になると予想されています。(日本は2018年時点で500万台)

これは有名なので知っている人も多いと思いますが、ジャッキーチェンのコンサートで顔認証カメラを設置したチェックポイントを逃亡犯に似た人物が通ったので、警察に連絡が行き、御用となったというものです。

「逃亡犯だからいいじゃないか」

と思うかもしれませんが、重要なところは「カメラがある→行動を監視されている→悪いことが出来ない→いつもびくびくして過ごさないといけない」ということです。

悪い事と言っても、例えばこんなことも考えないといけませんよ。

  • 交通が無いので赤信号を渡った
  • 路上に5分間駐車した
  • 自転車で歩行者道路を走った

実際に上海では、赤信号を渡った人の氏名・性別・出身地・顔写真などの個人情報が道路に設置されたモニターにリアルタイムで表示される、というものです。

また、中国当局は住民もカメラ賛成に取り込むために、家庭のテレビと監視カメラを繋ぎ、カメラの映像を家でも見れるよう環境を整えています。

ビッグブラザーを意識させないために、全員を取り込む作戦ですね。日本じゃありえない・・・。

これも有名なので聞いたことがあると思いますが、中国のSNSアプリWeChatで、「中国当局に批判的な話を友達とした」ら、国家指導者侮辱罪で逮捕された、とかです。

ここまで来たら、「悪いことをしなければいい」という話じゃなく、言いたいことも言えない監視社会になっているという事です。

常に誰かに監視されていると思ってください。良い気はしないですよね。

他にもネット検閲や情報操作(これは日本も同じかも・・・)もしているし。

最後に

以前フェイスブックの本を読んだのですが、フェイスブックCEOのマークザッカーバーグはこう言っていました。

「フェイスブックがあれば透明性の高い社会になり、みんなが行動を改めるようになる」

「何か悪いことをすると、自分が属するコミュニティーに筒抜けになるので、善意の行動が増えるだろう」

ふぅ~。難しい世の中になりましたね。。。悪いことをしなくても模範的な事をしなかったら責められる世の中になっちゃいましたよ、マーク。

最後にフリーメイソンのシンボルである、プロビデンスの目(The eye of providence)または全てを見通す目( All-seeing eye of God)をどうぞ。

監視社会<私たちは常に誰かに見られています>

 

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